ワークフロー機能概要

ワークフロー機能概要


BizForecast BC Standardにおける”ワークフロー機能”とは、「予算策定 >> 予算入力」「予実管理・着地見込 >> 実績・見込入力」などのメニューを選択した際に表示される機能画面を指します。

1. ワークフロー画面のレイアウト






2. ワークフロー画面の基本構成


【1】対象データ(本データ or スナップショット)選択
入力対象のデータ(グループ)を、本データないしスナップショットのいずれかより選択します。

【2】ワークフロー表示切替
 <収集ワークフロー タブ>
 各収集(入力)パッケージのステータスを一覧し、ステータスの変更処理や特定のパッケージを開くことができます。
 <一括アクション タブ>
 各収集(入力)パッケージのステータスをチェックボックスで複数選択した上で一括変更することができます。

【3】組織グループフィルタ選択|一括アクション選択
 <収集ワークフロー タブ選択時>
 選択した組織(グループ)配下の組織のみがフィルタ表示されます。
 <一括アクション タブ選択時>
 一括アクションの種類を選択します(配布|強制報告|報告|・・・|アップロード)。

【4】収集(入力)パッケージ選択
入力対象のパッケージを選択すると、選択されたパッケージを入力対象にしている組織のみ一覧表示された状態になります。

【5】一括処理対象選択チェックボックス
一括アクションの対象組織を複数選択します。ヘッダ行のチェックボックスをOn/Offすることで全項目まとめてOn/Off切り替え可能です。

【6】組織名称(クリック → アクション実行パネル表示)
組織名称(ハイパーリンク表示)部分をクリックすることで、下記ダイアログが表示されます。

<個別アクション選択画面>


<アクション履歴タブ表示画面>


<ワークフロータブ表示画面>


パッケージワークフロー画面の組織(収集単位)、またはステータスの「1」をクリックすると、選択した組織(収集単位)の現在実行可能なアクションの選択画面が表示されます。
アクションを選択すると、個別アクション実行画面が表示されます。
アクション履歴タブをクリックすると、組織に対して行ったアクションの履歴が表示されます。
ワークフロータブをクリックすると、組織のワークフローが表示されます。左の「+」をクリックすると組織(収集単位)に所属するユーザーが表示されます。

【7】パッケージ詳細
クリックすると、選択したパッケージがブラウザの別タブで表示されます。

【8】パッケージ収集ステータス一覧
作業進捗状況(ステータス)を表示します。「1」の表示が現在の進捗状況を表します。後述するアクション実行によりステータスの変更ができます。

【9】根拠データ
各パッケージにエビデンスファイルを根拠データとして(アップロードして)紐づけ管理することができます。

3. 個別アクション実行



【メール送付先|To;Cc:選択画面】


メッセージテンプレートと言語を選択すると、選択したテンプレートがタイトル・本文に表示されます。
メール送信ユーザーが表示されます。
メッセージテンプレートに対応したタイトル・本文が表示されます。
「>添付ファイル」ボタンをクリックすると、メール送信する場合に添付ファイルを追加する画面が表示されます。「追加」ボタンから添付ファイルを追加します。添付ファイルをクリックで選択してから「削除」ボタンを押すと添付ファイルから削除されます。
実行ボタンを押すと、個別アクションが実行されます。
メール送信ユーザーを追加する場合は、「ToCc..」ボタンから追加できます。

4. 一括アクション実行

各組織(収集単位)に対するアクション実行を一括で行うことができます。

【収集進捗管理画面-一括アクション】


一括アクションタブを選択します。
実行するアクション種類を選択します。
個別に組織(収集単位)をチェックする場合は、行のチェックボックスをクリックします。
  一括で組織(収集単位)をチェックする場合は、ヘッダ行のチェックボックスをクリックします。
  ②で選択したアクション種類の実行が可能な組織(収集単位)のみチェックできます。
チェックしている組織(収集単位)を一括で解除できます。
一括実行:一括アクション実行画面が表示されます。
全パッケージ強制配布:全ての種類のパッケージを一括で配布ステータスに変更します。

【一括アクション実行画面】


【ToUser選択画面】


【CcUser選択画面】


メッセージテンプレートと言語を選択すると、選択したテンプレートがタイトル・本文に表示されます。
メール送信ユーザーが表示されます。
で選択されたメッセージテンプレートに対応したタイトル・本文が表示されます。
「>添付ファイル」ボタンをクリックすると、メール送信する場合に添付ファイルを追加する画面が表示されます。「追加」ボタンから添付ファイルを追加します。添付ファイルをクリックで選択してから「削除」ボタンを押すと添付ファイルから削除されます。
実行ボタンをクリックすると、一括アクションが実行されます。
メール送信ユーザーを追加する場合は、「To..」「Cc..」ボタンから追加できます。

5. アクション説明

アクション

入力者

グループ

責任者

統括

責任者

説明

配布

 

 

パッケージの配布を行います。

 

報告

報告権限のみ

報告権限のみ

報告権限のみ

パッケージ入力後に実行できます。

 

承認

 

「承認中」ステータスで実行できます。

承認後のステータスは、「承認済」へ進みます。

 

否認

 

「承認中」ステータスで実行できます。

否認後のステータスは、「報告」後であれば「入力」に戻ります。「承認」後であれば「承認前」へ戻ります。

再計算

パッケージの編集権限がある場合のみ、実行可能です。

パッケージを開いて、保存を実行したことと同等のアクションを行います。

パッケージを再計算することで、最新のデータを参照し、再計算して、データを保存します。

完了

 

 

統括責任者収集グループで「承認」を行った後に実行できます。

 

強制報告

 

強制権限のみ

「配布」「入力」「承認前」ステータスで実行できます。

強制報告後のステータスは、選択している収集グループの「承認中」まで進みます。


差戻

 

強制権限のみ

いずれかの収集グループで「承認」された後の「承認前」「承認中」ステータスで実行できます。

差戻後のステータスは、「報告」前の「入力」まで戻ります。

完了取消

 

 

「承認」を行った場合や、「完了」を実行した後に行うことができます。完了取消後は、「承認中」となります。

ダウンロード

一括アクションでのみ実行可能です。

チェックされたパッケージをまとめてダウンロードします。
<注意事項>

予算入力、実績・見込入力のパッケージの内、科目選択 →「表示」ボタン押下 → 明細入力 するタイプのパッケージについては、一括ダウンロード時に入力済みデータが反映されません。予算レポート、実績・見込レポートの方をご利用ください。

ダウンロード

(保護なし)

一括アクションでのみ実行可能です。

チェックされたパッケージを、シート保護を外してからまとめてダウンロードします。

<注意事項>

予算入力、実績・見込入力のパッケージの内、科目選択 →「表示」ボタン押下 → 明細入力 するタイプのパッケージについては、一括ダウンロード時に入力済みデータが反映されません。予算レポート、実績・見込レポートの方をご利用ください。

印刷

一括アクションでのみ実行可能です。

チェックされたパッケージをまとめて印刷します。

印刷プレビューは最初に選択したパッケージのみ表示可能です。

 

編集解除

 

 

ユーザーがパッケージ編集中の場合で、ブラウザを閉じてしまった場合などに編集中ロックが残ってしまう場合があるため、強制的に編集解除を行うことができます。

 

アップロード

一括アクションでのみ実行可能です。

チェックされたパッケージをまとめてアップロードします。

シート保護ありのブックが対象です。

複数パッケージをアップロードする場合は、zipファイルを選択します。

zipファイルを使用する場合は、zipフォルダ直下にブックを配置してください。

 


※1 圧縮ファイルでダウンロードされます。UTF-8に対応していない解凍ソフトの使用、またはWindows 7およびWindows Server 2008 R2のWindows標準解凍機能を使用して解凍すると、パッケージファイル名が文字化けする可能性があります。UTF-8に対応している解凍ソフトを使用するか、Windowsに修正プログラムを適用して解凍をしてください。

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