BizForecast BC Standardが想定する予算業務サイクル
当システムが想定する予算管理業務フローは下記の通りです。
【概要】
【運用手順】

①基本情報の登録
<共通マスタ設定>
システム利用にあたっての基本情報を設定します。
- 共通設定(決算月、ユーザー初期パスワード、各種デフォルト期間 など)
- ユーザー
- 組織マスタ
- 科目マスタ
- 科目体系
- セグメントマスタ

②予算管理業務準備
<期別マスタ設定>
対象年度の予算管理業務を開始するために必要な各種マスタを設定します。
- 組織体系(組織改編など反映)
→ この組織階層に従って予算・見込データ登録の申請・承認ワークフローが生成されます - 科目別登録方式(科目ごとに予算登録時の方式を選択)
- 科目別摘要(科目ごとに予算登録時の摘要項目を定義)
- 科目別計算式(計算式の積上げで予算策定する科目について、計算式を定義する)
- 予算比較業務(予算策定時に参照するデータ|月ごとに設定)
- パッケージ利用設定(組織ごとにどのパッケージを利用するか定義)
<パッケージ配布>
一通り共通マスタおよび期別マスタの設定が完了した後、予算登録用パッケージを各部門に配布することで、予算策定業務を開始します(各部門で予算登録作業を開始することができます)。

③中計
<中期経営計画データの入力>
まずは、予算策定のベースになる中期経営計画数値(PLハイライト)について中計パッケージに入力します。

④予算策定
ビジネス(経営方針・事業計画)の実態に合わせ、複数のデータ管理粒度、予算データ入力方式を用意しています。
<予算登録方式>
1. 科目別入力 (Account based Budgeting)
① 組織別分散
② 全組織一括
③ 全社一括 → 部門按分処理
2. 明細入力 (Driver based
Budgeting)
① セグメント別
② 摘要別
③ セグメント×摘要別
<予算登録ワークフロー>
期別マスタ|組織体系設定にて定義された組織階層に沿った予算登録の申請・承認ワークフローが自動で組まれます。
上述の各入力方式の予算登録フォームにて入力した予算データは、ワークフロー申請/承認プロセスを経て、最終承認されることで予算書に反映され、予算として確定します。
<予算レポート>
各種予算登録用パッケージより入力した予算データを一覧レポート形式で確認します。
<予算バージョン管理>
必要に応じて、複数の予算バージョンを作成・管理できます。
<予算確定>
予算確定することで、実績/見込業務の予算データに反映されます。

⑤月次管理
予算進行期に入ったら、月次で予実比較・分析した上で、着地見込みなど作成します。
<実績データインポート>
会計システム等から月次実績データをCSVファイル形式でインポートすることが可能です。
<実績/見込入力>
月次実績のデータおよび着地見込データを各種パッケージより手入力します。
<月次レポート>
会計システム等から月次実績データをCSVファイル形式でインポートすることが可能です
<月次確定>
実績や着地見込の登録が完了したら、月次データとして確定し、翌月の見込に繰り越しされます。