実績データインポート

実績データインポート

予算と対比する実績データをファイル連携ないしWebAPI連携でインポートするための機能です。
予実管理・着地見込 >> 実績データインポート
会計システム等から、予算と対比する実績データを取り込む方法として、ファイル連携(CSVからインポート)・WebAPI連携(外部システムからインポート)の2つの方法があります。

1. CSVからインポート



【1】レイアウトパターン
インポートするCSVファイル(データ)種類を選択します。

【2】ファイル文字コード
インポートするファイルの文字コードを指定します。
※ 通常はデフォルト値「[0]OS文字コード(日本語(シフトJIS))」のままで問題ありません。

【3】ファイルレイアウト|概要
 ① レイアウトパターン・・・(選択された)ファイルレイアウトパターンの名称
 ② ファイルレイアウト・・・取込用ファイルのテンプレートをダウンロードできます
 ③ 作成/更新対象データ・・・ファイルインポートによって生成/更新されるデータ(内容)
 ④ 上書き条件(Delete Key)・・・「年月(必須)」および「科目」「組織」を指定可能
   ※例えば、「年月」「科目」の2つを指定した場合、インポートファイルに含まれる
   年月×科目の組み合わせレコードのみ上書き(Delete&Insert)の対象になります。
 ⑤ 明細インポート時の主キー設定①・・・セグメントを予実対比主キーに含めるか否か
 ⑥ 明細インポート時の主キー設定②・・・摘要属性|予実対比主キーで集約するか否か
                     (※科目別摘要設定で定義)
                   ・・・摘要ラベルを予実対比キーに含めるか否か

 選択されたレイアウトパターンのインポートファイルの列構成および、各列のBizForecast側の組織・科目・セグメント・各摘要属性との対応関係を示す、ないし紐づけ設定するためのマトリクス表です。

【5】ファイルアップロードエリア
インポートするファイルをドラッグ&ドロップ操作、ないしファイル選択ダイアログにて指定できます。
複数のファイルを指定することも可能です(一括処理対象になります)。

【6】データインポート実行ボタン
指定したCSVファイルよりデータのインポートを実行します。

【7】処理結果表示エリア
インポート処理結果を表示します(エラーメッセージ含む)。

1-1. CSVファイル|レイアウトパターン

レイアウトパターン

列数

作成/更新対象データ

[1]BizForecast|組織×科目:月次残高 [.csv]

4

● 組織×科目:月次残高データ

[2]BizForecast|組織×科目×セグメント:月次内訳 [.csv]

5

 組織×科目×セグメント:月次内訳データ

[3]BizForecast|総勘定元帳:明細 [.csv]

28

● 組織×科目:月次残高データ

● 組織×科目×セグメント:月次内訳データ

 摘要別明細データ

 セグメント×摘要別明細データ


[1] BizForecast|組織×科目:月次残高 [.csv]

項目

必須

種別

桁数

内容

1

年月(yyyymm)

数字

6

取込対象の年月[yyyymm]6桁指定

2

組織(コード)

英数

130

BizForecast組織マスタのコード

3

科目(コード)

英数

130

BizForecast科目マスタのコード

4

残高()

数字

115

円単位の金額(※桁区切りカンマ無し)


[2] BizForecast|組織×科目×セグメント:月次内訳 [.csv]

項目

必須

種別

桁数

内容

1

年月(yyyymm)

数字

6

年月[yyyymm]6桁指定

2

組織(コード)

英数

130

BizForecast組織マスタのコード

3

科目(コード)

英数

130

BizForecast科目マスタのコード

4

セグメント(コード)

英数

110

BizForecastセグメントマスタのコード

5

残高()

数字

115

円単位の金額(※桁区切りカンマ無し)


[3] BizForecast|総勘定元帳:明細 [.csv]

項目

必須

種別

桁数

内容

1

日付

日付

10

日付(※スラッシュ有り:”yyyy/mm/dd”

2

組織コード

英数

130

組織マスタコード

3

組織名称

文字

1256

組織マスタ名称

4

科目コード

英数

130

(勘定)科目マスタコード

5

科目名称

文字

1256

(勘定)科目マスタ名称

6

補助科目コード

 

英数

130

補助科目マスタコード

7

補助科目名称

 

文字

1256

補助科目マスタ名称

8

セグメントコード

 

英数

130

セグメントマスタコード

9

セグメント名称

 

文字

1256

セグメントマスタ名称

10

摘要ラベル

 

文字

11000

摘要明細のラベル(行タイトル)

11

摘要属性①

 

文字

11000

摘要属性①の値

12

摘要属性②

 

文字

11000

摘要属性②の値

13

摘要属性③

 

文字

11000

摘要属性③の値

14

摘要属性④

 

文字

11000

摘要属性④の値

15

摘要属性⑤

 

文字

11000

摘要属性⑤の値

16

摘要属性⑥

 

文字

11000

摘要属性⑥の値

17

摘要属性⑦

 

文字

11000

摘要属性⑦の値

18

摘要属性⑧

 

文字

11000

摘要属性⑧の値

19

摘要属性⑨

 

文字

11000

摘要属性⑨の値

20

摘要属性⑩

 

文字

11000

摘要属性⑩の値

21

備考1

 

文字

11000

備考1の値

22

備考2

 

文字

11000

備考2の値

23

備考3

 

文字

11000

備考3の値

24

相手科目コード

 

英数

130

相手(勘定)科目のコード

25

相手科目名称

 

文字

1256

相手(勘定)科目の名称

26

借方金額()

数字

115

円単位の金額(※桁区切りカンマ無し)

27

貸方金額()

数字

115

円単位の金額(※桁区切りカンマ無し)

28

残高()

 

数字

115

円単位の金額(※桁区切りカンマ無し)


1-2. 総勘定元帳インポートの変換設定

インポート元システムのマスタとBizForecastで組織・科目・セグメントのコード(体系)が異なる場合、インポート元システムにおいては複数のマスタ項目をBizForecast上では1つのマスタ項目に集約する場合など、それぞれ“変換設定”をすることで、データ取込実行時に適切なマスタ項目に変換・集約された上でトランザクションデータが生成されます。
インポート元システム側でコードが無い場合も、この変換設定にて名称からBizForecast上のマスタ項目(コード)への変換・紐づけを行うことでインポートが適切に(集約含め)実行されます。


<変換設定が必要なケース>

#

項目

内容

1

組織

   組織コード変換設定
インポート元システムの組織コードとBizForecast/組織マスタのコードが異なる場合、コード同士の変換設定を登録します。

   組織名称→コード変換設定
インポート元システムに組織コードが存在しない場合、組織名称とBizForecast/組織マスタのコードとの紐づけ(変換)設定を登録します。

2

科目・補助科目

   科目コード変換設定
インポート元システムの科目コードとBizForecast/科目マスタのコードが異なる場合、コード同士の変換設定を登録します。

   科目コード+補助科目コード変換設定
インポート元システムの勘定科目+補助科目でBizForecast/科目マスタの項目との対応関係がある場合、勘定科目+補助科目の組み合わせで紐づけ(変換)設定を登録します。

   科目名称→BizForecast科目コード変換設定
インポート元システムに科目コードが存在せず、科目名称とBizForecast/科目マスタのコードとの紐づけ(変換)設定を登録します。

3

セグメント

   セグメントコード変換設定
インポート元システムのセグメントコードとBizForecast/セグメントマスタのコードが異なる場合、コード同士の変換設定を登録します。

   セグメント名称→BizForecastセグメントコード変換設定
インポート元システムにセグメントコードが存在せず、組織名称とBizForecast/セグメントマスタのコードとの紐づけ(変換)設定を登録します。



2. 外部システムからインポート

外部システムからデータインポートするためには、[システム設定][外部システム連携設定]で事前に(API)連携用の設定をしておく必要があります。データインポート(取り込み)手順については、連携システムごとに異なりますので、それぞれ[外部システム連携設定]画面にて表示できる各マニュアルにてご確認ください。


<参考>



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