科目マスタ設定

科目マスタ設定

PL(損益計算書・製造原価)科目、およびKPI(非財務・経営指標など)科目を登録します。
共通マスタ >> 科目マスタ設定
科目の登録時、下記項目を設定します。
【1】 (※30桁以内)
科目の区分(PL|KPI)を選択します。
※KPIはいわゆる非財務科目であり、各種経営指標や従業員数などの他、
 特定のBS/CF科目などを設定することも可能です。

【2】CODE (※30桁以内)
科目コードを登録します。

【3】科目名称 (※50文字以内)
科目コードに対応する科目名称を登録します。

【4】貸借
科目の貸借を選択します。

1. PL(損益計算書・製造原価明細書)科目

「PL」タブの方に損益計算書および製造原価に係る勘定科目を登録します。


1.1. システム予約科目(PL)

下記のPL(集計)科目・各段階利益科目については、システム予約科目として予め登録されていますので、これらの内訳科目を登録してください。独自の中間合計(集計)科目を登録していただくことも可能です(例:人件費計(原価)、人件費計(SGA)、変動費(経費)、固定費(経費)など)。

_P1010 売上高

_P3010 営業外収益

_P4010 特別利益

_P1020 売上原価

_P3020 営業外費用

_P4020 特別損失

_P1090 売上総利益(粗利)

_P3090 経常利益

_P4090 税引前利益

_P2020 販管費

 

_P5020 法人税等

_P2090 営業利益

 

_P5090 当期利益



2. KPI(非財務)科目

PL科目以外に、予算実績管理の対象にしたい項目(各種経営指標、従業員数・拠点数・事業所床面積や受注に係る情報といった非財務情報の他、BS経過勘定・債権債務、資金繰り関連の項目etc.)をKPI科目としてマスタ登録することで、予算登録及び実績との対比・分析などが出来るようになります。



3. 新規科目の登録方法

グリッドの一番下までスクロールし、最下部の「※」行の任意のセルをダブルクリックすることで新規行(レコード)を追加できます。

3.1. Excelからコピー&ペーストで科目マスタをまとめて登録する方法

(1) 科目マスタグリッドの一番下の行を選択状態にする(※印部分をクリックすることで選択状態になります)


(2) 下記のような4列構成のExcelデータを準備し、取り込みたい範囲をコピー(Ctrl+C)します。


(3) 科目マスタ画面に戻り、クリップボードのデータをペースト(Ctrl+V)します。


(4) 保存ボタンを押すことで追加した科目マスタデータが保存されます。
※ 他の追加行が常に表示されているグリッドにおいても同様の手順でExcelからまとめて項目追加可能です。

4. 科目の削除方法

該当の科目においてマスタ設定および予算・実績データ登録など実施していない場合は、削除したい科目の行を選択した上で「Delete」キーを押下(&保存)することで物理削除が可能です。
既にマスタ設定や予算・実績データなど何らかのデータ登録をしている場合、物理削除はできません。科目名称に「【不使用】***」など接頭辞に入れていただき、科目体系から除外するという対応をお願いします。



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