「明細|摘要別入力」、「明細|摘要別計算式入力」、「明細|セグメント×摘要別入力」いずれかの入力方式が選択された科目について、それぞれ10個の摘要属性を定義することができます。

期別マスタ >> 科目別摘要設定
摘要明細単位で予算登録する科目について、それぞれ最大10個まで付随(属性)情報として入力する摘要属性項目を定義することができます。
摘要タイトルを同一文字列にすることで、科目横断の(共通)摘要属性として扱うことが可能になります。ここで設定した摘要属性項目が、予算/見込登録時の入力画面において、列項目として表示されます。
1. 摘要設定→(予算・見込)入力パッケージ列展開
2. 摘要項目のリスト選択設定
摘要項目を登録(設定)すると、入力パッケージ側ではフリーテキスト入力となりますが、これを“リストから選択”にすることが可能です。設定手順は以下の通りです。
(1) 「基本設定」タブにて、摘要設定したい勘定科目の「摘要①~⑩」いずれかの列に任意の文字列を登録します。
(2) 「詳細設定」タブの方で、(1)で登録した摘要項目が左側グリッドに一覧表示されますので、リスト選択にしたい摘要項目をクリック→選択状態にして、画面右側「編集」ボタンを押下します。
(3) 「入力規則」コンボボックスで“リスト”を選択すると、下にリスト項目登録用のグリッドエリアが表示されます。
複数のリスト項目を50個まで登録することができます。
リスト編集が済んだら「OK」ボタンを押下し、すべての項目の編集が完了したら画面最下部の「保存」ボタンを押下してください。
(4) 入力規則:“リスト“に設定された摘要項目は、青字で右側に矢印マークが付いた書式に変わり、クリックすると「詳細設定」タブのリスト項目編集に遷移するようになります。摘要項目の文字列(ラベル)が同一のものは、同一の摘要属性項目として認識されます。
(5) 入力規則:“リスト“に設定された摘要項目は、入力パッケージ側でExcelの入力規則:リストから選択と同じような挙動になります。
※ リスト選択式の摘要項目を削除(解除)するには、“詳細設定”タブで該当のリスト項目を選択した上で、“編集”モードにして解除したい勘定科目のチェックを外して保存してください。
3. 予実対比主キーの設定
科目別登録方式設定にて、「明細|※」系の登録方式を選択した科目について、セグメントや各種摘要属性など内訳明細ベースで予算を登録することになりますが、予実対比をする際にセグメントおよびすべての摘要属性を予実対比のキー項目とするか否かについて個別に設定することが可能です。
予実対比主キーの設定をする際は「詳細」タブの方で、① 設定対象の摘要項目を選択 ⇒ ②「編集」ボタン押下 ⇒ 予実対比主キーの[On|Off]を設定 ⇒ 「OK」ボタン押下 ⇒ 画面下部の「保存」ボタンを押下します。
予実対比主キーが有効な“On”項目は、基本設定タブの方で摘要属性タイトル文字列の右横に鍵マークが表示されます。
[予実管理・着地見込]>[実績データインポート]機能画面において、「[3] BizForecast|総勘定元帳:明細[.csv]」選択時に、上記設定に従って実績インポート実行時に“予実対比主キー“の設定内容に従って明細データの集約を実施するか否かを指定できるようになっています。
また、セグメントを予実対比主キーに含めるかどうかについてもインポート実行条件として指定することが可能です。