予算を明細単位で策定⇒同一粒度(明細単位)で予実対比したい
予算策定時、全部ないし一部の科目をセグメント別・摘要別など明細単位で登録し、予実対比の際にその明細粒度で予実比較・分析を実施するためには、実績データを同一粒度で登録する必要があります。
1. 【方法① 実績データインポート】
会計システム等よりセグメント別・摘要別など予算と同一粒度の明細データが出力可能な場合、会計システムから出力した総勘定元帳データを「[3]BizForecast |総勘定元帳[.csv]」のファイルレイアウトに合わせて加工した上でインポートすることで、明細単位の予実対比が可能になります。
実績側の明細データ粒度と予算側の粒度が異なる場合、実績側で出力可能な摘要属性の組み合わせにて予め予実対比主キーを設定することが可能です(
期別マスタ >> 科目別摘要設定 :予実対比主キーの設定)
実績データインポートを実行する際に、セグメントを主キーに含めるか、予め設定した予実対比主キーに含まれる摘要属性の組み合わせで集約するかを指定していただいた上でデータ取り込みを行うことが出来ます。
2. 【方法② 実績データ入力(パッケージ手入力)】
会計システムなど他システムで予算策定と同様の明細粒度でデータ出力が困難な場合など、実績データを予算登録時と同じ形式のパッケージより手入力(で登録)することで、明細単位の予実対比が可能になります。(
期別マスタ >> 科目別登録方式設定 において、予算登録方式が「明細|*」で実績・見込登録方式が「予算と同じ」に設定されている必要があります)
Related Articles
科目別摘要設定
「明細|摘要別入力」、「明細|摘要別計算式入力」、「明細|セグメント×摘要別入力」いずれかの入力方式が選択された科目について、それぞれ10個の摘要属性を定義することができます。 期別マスタ >> 科目別摘要設定 摘要明細単位で予算登録する科目について、それぞれ最大10個まで付随(属性)情報として入力する摘要属性項目を定義することができます。 ...
インポート結果|総勘定元帳:明細 [.csv]
[実績データインポート > CSVファイルからインポート] 機能のファイルレイアウト「[3]BizForecast|総勘定元帳:明細 [.csv]」にて取り込んだ総勘定元帳明細単位のデータを参照するための機能です。 CSVファイルインポート「[3]BizForecast|総勘定元帳:明細 [.csv]」にてインポートしたデータを、合計残高試算表のような形式で表示します。 科目コード/名称部分をクリックすると別ブラウザタブで内訳明細を表示します。 1. インポート科目一覧 (1) 条件指定 ① ...
データエクスポート(旧:総勘定元帳)
本システムで取り扱う全てのトランザクションデータ(予算・実績・見込)を、科目・組織・セグメント および 摘要明細などの単位で、指定された条件に応じて一覧表示、およびエクスポート(全件明細CSVダウンロード)するための機能です。 外部システム(BIツールや会計システムなど)に本システムのデータを明細レベルで連携したい場合には、本機能の「全件明細CSV出力」をご利用ください。 データ連携 >> データエクスポート ...
実績・見込入力
(月次)実績と当初予算ないし見込数値を比較し、事業活動の成果や様々な外部環境変化の影響を総合的に判断した上で、通期見込の数値を策定し、月ごとにデータ登録することが可能です。 予実管理・着地見込 >> 実績・見込入力 見込入力画面は、予算入力画面と同様、ワークフローステータスの変更や、各種入力パッケージの選択→表示・編集の他、根拠データの登録・参照など多くの作業を実施する機能画面です。 パッケージ選択・ワークフロー画面の詳細、パッケージ入力画面の詳細については下記記事を参照ください。 【参照】 ...
予実管理精算表|月次推移
「予算策定」で登録した各種予算データ、「予実管理・着地見込」にて登録した(インポートを含む)実績および見込データについて、精算表(試算表)・月次推移形式で指定された条件に応じて表示・分析するための機能です。 データ集計・分析 >> 予実管理精算表|月次推移 指定した表示年度の12か月分の「予算」と「実績・見込」のデータを対比する形で表示した月次推移表です。科目の内訳明細を展開することで明細単位の予実比較なども可能です。 絞り込み条件として指定可能な項目は下記の通りです。 ① ...